SHOWCASE、皆でつくるか? 個々でつくるか?
どうも、厳選☆ダンス動画(@Dance_Movies)です。
今回のテーマはずばり「振り作りの進め方」です。
チーム内での振り作りの進め方は大きく分けて2つあると思います。
それがこちら。
SHOWCASE、皆でつくるか? 個々でつくるか?
流行りに乗ってすごくざっくり書いちゃったので、もう少し詳しく言うと
・チーム全員で集まってその場でアイデアを出し合いながらつくるのか?
・曲のパートごとに振り作りの担当を分けて次のチーム練習までに各々つくってくるか?
という2つです。
これらの進め方にはメリット・デメリットがありますので解説していきます。
■ 全員集まって振りを作る場合
メリット
- 相乗効果的に1人では思いつかないような振り付け、構成が生まれやすい
- その場のノリやセッションから振付が生まれるので、
チームとしての色や一体感を表しやすい - 責任が分散するため大胆なアイデアを採用しやすい
- 全員でつくっていくことで特定のメンバーが苦手とする振付を回避orカバーできる
- 移動などの構成をその場で試せる
- あとで振り付けを教えたりする手間が少ない
- アイデアが自然発生的になるのでナチュラルな踊りになりやすい
- フィーリングを共有しやすい
デメリット
- アイデアが出ないときは全く出ず、その日の練習は何も生まれず解散になることもある
- メンバー間に年齢や経験の差がある場合、後輩がアイデア出しに消極的になり、結局一部のメンバーのみの振り付けや意見が反映される
- アイデア出しや振り作りのみで練習が終わってしまうことが多いので、本番までに集まれる回数が少ない場合はリスクが高い。
- その場の瞬発的なアイデアが重視される分、じっくりと精査し切れずに進んでいく場合がある
■ 曲ごとなどに担当を分けて振付けを作ってくる場合
メリット
- それぞれ空いてる時間にじっくりと腰を据えて作れる
- 同時に各パートの振り作りが進行するので効率が良い
- それぞれの振り付けに担当者の個性が出るのでメリハリが付きやすい
- 後輩にも担当を割り振ることで責任感や主体性が生まれる
- 進捗管理がしやすい
- メンバーの負担を平等にしやすい
- チームで集った時間を練習に全振りできる
デメリット
- ひとりひとりの責任が重いため大胆で先進的なアイデアを出しづらくなることがある
- 振付けの内容が被る場合がある
- 特定パートの進捗が悪いと全体が滞る時がある
- その担当者の能力以上の振り付けは生まれにくい
- 構成のすり合わせや調整が面倒くさい
- SHOWCASE全体の流れが不自然になったり統一性が損なわれることがある
- 作ってきた振付けをメンバーに1から教える手間がある
■まとめ
以上がそれぞれの進め方のメリット・デメリットです。
いずれの進め方も、デメリットを軽減するにはチーム内でのコミュニケーションが重要です。
全員で集まってつくる場合は、日頃からお互い気兼ねなく意見を出し合える関係性をつくること。
個々で振りを作ってくる場合は、メンバー間で定期的に進行状況を報告・相談し合うこと。
これらを意識しましょう。
ちなみにこの2つの進め方以外にも、一番ダンス上手いメンバーに全部丸投げっていうパターンもありますが、1人に負担が集中しすぎるのと、その人の能力以上のものは生まれないっていう点、他のメンバーに他人事意識が芽生えるなどの点から、あまりお勧めはしません。
それでは。