【悲報】"恋ダンス" 9月から一斉削除の模様
どうも、厳選☆ダンス動画（@Dance_Movies）です。
今日は悲しいお知らせ。
昨年の超ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌、
「星野源 / 恋」に合わせて踊る「恋ダンス」の動画が9月1日以降、
順次削除されていくそうです。
元々、公式では以下の条件を満たせばドラマの放送期間に限り
Youtubeなどでの恋ダンス動画投稿を認めていました。
星野源「恋」の使用条件
①お客様が個人・非営利を目的として “恋ダンス”動画を制作し、公開していること。
②使用される「恋」の音源は、お客様がCDや配信でご購入いただいた音源であること。
③動画で使用されている音源の長さがドラマエンディングと同様の90秒程度であること。
そもそも、逃げ恥が昨年あれだけ話題になったのは、この「恋ダンス」の流行に大きな要因があります。
10代～20代の若者がYoutubeなどに「恋ダンス踊ってみた」系の動画を次々と投稿し、それがTwitterを中心に拡散され一大ムーブメントを引き起こしました。
これを受けて、「逃げ恥」の公式Twitterもここぞとばかりに「恋ダンスを踊って歌って拡散して」とプロモーション。
【逃げ恥「恋ダンス」5話予告付きにバージョンアップ！】あさチャンで社会現象と取り上げて頂いた逃げ恥「恋ダンス」、5話予告付を公開！まだまだ踊って歌って拡散して、逃げ恥メンバーの仲間入りして下さい！https://t.co/id0kOdI1DJ#逃げ恥 #恋ダンス #ムズキュン
— 【公式】TBS「逃げるは恥だが役に立つ」 (@nigehaji_tbs) 2016年11月2日
そんな流れの中で、有名人の恋ダンスがバズることも。
恋ダンス踊ってみた。#逃げ恥 pic.twitter.com/Bb7rVaahOW
— 織田信成 nobunari oda (@nobutaro1001) 2016年11月28日
しかし上でも少し触れたように、元々「恋」の使用はドラマ放送期間に限定されていたもの。
ドラマ終了後も動画サイトに残っている恋ダンス動画について、遂に9月から著作権法に基づいて削除の手続きが行われることになりました。
これを受けて既に自主削除などの対応を行う人も。
確かに削除申請は権利者の当然の権利ですし、もともと限定的な期間での許可というのは重々承知なのです。「2017年8月末日までは、弊社より著作権法に基づく動画削除の手続きは行いません。」とのことなので、末日に削除します
— 先端恐怖症@8/24 20時新実況 (@sentankyofusho) 2017年8月29日
不審者が酸欠になりながら恋ダンス踊った
ニコ動→https://t.co/6QermoP93p
Youtube→https://t.co/84wA4ZoB7l
ただ、あれだけ大々的にプロモーションに利用しておいて、「ドラマ終わったので用無しです。権利侵害なので削除してください」っていうスタンスに対しては、反発を抱く人もいそうですね。
某ダンスニュースメディアは「そもそもオフィシャルから使用を許可している事が自体がとても優しい対応である」「動画を投稿している方は、感謝の気持ちを込めて動画を削除して欲しい」などとのたまっていますが、制作側だってあれだけドラマを話題にしてくれた視聴者に感謝すべき立場です。
「権利者様のご好意でドラマの話題作りに参加させてもらったんだから感謝しろよ？後片付けはちゃんとやっとけよ？」みたいな都合の良い物言いは好きじゃありません。
（あくまで某ダンスニュースメディアの書き方に対しての感想です）
確かに無制限な利用の許諾というのは権利者サイドからすると難しい問題ですが、SNS住民や動画投稿者をプロモーション期間中だけ利用してやるみたいなスタンスが業界に根付くと、やがては拒絶されていき、もうこのようなバズり方は衰退していくような気がします。
それと近い将来、子供たちに「10年前はこの恋ダンスっていうのが流行ったんだよー」っていうのが見せられなくなるのが少しさみしいですね。
それでは。
