ShazamによってDJやダンサーとのコミュニケーションが失われている?
皆さん、Shazamって知ってますか?
ダンサーなら知ってる人も多いと思いますが念のため説明しますと、スマホに音楽を聞かせるだけで曲名を教えてくれるクッソ優秀なアプリです。
誰しも店やクラブに行ったときに「この曲、めっちゃ良いけど曲名が分からない・・・」って経験がありますよね?
そんな悩みを一発で解決してくれるのが、この革命児みたいなアプリなんです。
年末にはAppleがShazamを買収する?みたいなニュースも出てましたね。
Appleが曲名判別アプリのShazamを買収か? | TechCrunch Japan
そんな超便利アプリですが、一方でこんな声も。
最近ワークショップで合間に曲の検索してる人多いなぁー
— HANAI (@HANAI_wco) 2016年2月14日
一生懸命探した曲を一瞬で検索されちゃう、せつなさ…
聞きに来てコミニケーション取れば良いのに。
海外のクラブやスタジオで下のような張り紙を見た事があります。
(これは俺が作った) pic.twitter.com/gKg6ZRUnNW
世の中便利になると、こういうことも起きてきますよねー。
別にそれが良いとか悪いとかじゃないですが、寂しい気持ちはあります。
クラブとかに行って気になる曲が流れてても、DJに曲名を聞いたりせずにみんなShazamですからね。
まぁ、そういう層はShazamがあろうと無かろうとDJに話しかけることは無いのかもしれませんが。
とはいえ、やはりクラブに来た人が一生懸命スマホをイジイジしてるのを見ると何だかなーって感じがします。
これはスマホ撮影も同じことが言えますね。
ライブやショーケースが始まったらみんな一斉にスマホを構えて撮影タイムみたいな。
もっと現場を楽しめよ!って言いたいですが、これも時代の流れでしょう。
技術の発展は不可逆ですからね。そういうのが嫌なら会場でのスマホ使用禁止を明文化するしかありません。
あと、こんな声も。
曲名もアーティストも
— NONOKΛ (@nonoshan_000) 2017年12月7日
分からないけど知りたい曲を
shazamではなく自分で
調べて手に入れるからこそ
重みがあって一曲一曲
大切にできるよね。
調べてくうちに別の
いい曲見つけちゃったりも。
大体の曲記憶で辿り着けてる。
目指せ人間shazam。
たしかに自分で辿り着いた曲は思い入れ強いですね。
簡単に手に入るものって簡単に手放しがちですからね、人間。
ま、Shazamは便利なので僕もバリバリ使ってますが、人に聞ける場面なら人に聞いた方が良いですよ。
詳しい人だとその曲やアーティストにまつわるエピソードなど、関連情報まで教えてくれますからね。
機械はくれないプラスアルファの情報を得られるのが人とのコミュニケーションの楽しさですよね。
人工知能の発展によってその辺りもどうなっていくか分かりませんがw