曲の編集がカッコよすぎるチーム4選
どうも、厳選☆ダンス動画(@Dance_Movies)です。
大学生ダンサーの方々は学祭シーズンに向けて動き出す時期でしょうか。
SHOWCASEをつくる上で最初にぶつかる壁が曲選び、曲編集ですよね。
どんなにスキルのあるダンサーが集まったチームでも曲が微妙だと盛り上がりません。
そこで今回は曲のつなぎがカッコいいチームを【Break】【HIPHOP】【POP】【LOCK】から1チームずつ厳選しました。
■Break「一撃」
これはブレイクダンス史に残る伝説のSHOWCASEです。
BOTYというブレイクダンスの世界大会で、たしか審査員5人中4人が満点を出したんじゃなかったかな?
ターンテーブルをテーマにするっていうアイデアをここまで昇華できたのは曲編集の素晴らしさによるものが大きいと思います。
約6分の中に何曲詰め込んでいるんだろうw
■HIPHOP「S.S.B」
HIPHOPは最も曲の繋ぎで魅せることができるジャンルだと思ってます。
逆に言えば曲に工夫の無いチームは少し物足りない印象も受けるので、何とかこだわっていきたいところですね。
HIPHOPで曲編集上手いチームは山ほどありますが、今回は旬の若手チームS.S.Bをピックアップしました。
曲を次々と変えていって空気感を変化させていくのが本当に上手いです。
こういうSHOWCASEって観客も思わず見入っちゃうんですよね。
「次はどうなるんだろう?」みたいな。
■POP「YAMATO+RIXY&RYUICHI&バファリン」
王道の定番曲から入り、クライマックスに向けてどんどん盛り上がっていく感じがたまらなく好きです。
メンバーそれぞれの個性が活きるような曲構成になっているのが良いですね。
曲の流れの中で敢えてタイトに詰め過ぎず余白を残してる部分があると思うんですが、そういう部分での遊びがより一層このSHOWCASEを魅力的にしている感じがしますね。
■LOCK「FREE DAY」
繋ぎ方はシンプルな3曲構成なんですが、それぞれの選曲が見事に異ジャンル。
なのにバランスが取れているのがすごい。
特に1曲目と3曲目を繋ぐTour de Franceが絶妙過ぎる。
一気に空気感が変わりますし、LOCKでこれを使うのは意外性がすごいんですよね。
なのに曲の繋がりは破たんしていないという。
エレクトロって意外と使い勝手が良いみたいですね。
SHOWCASEにおけるカッコいい曲の繋ぎとは
僕はDJでもミュージシャンでもないので細かい音楽理論は分かりませんが、
少なくともSHOWCASEという文脈においては「上手に曲が繋がってる=カッコいい」というだけの単純な図式では語れないことは確かです。
チームのキャラクター、SHOWCASEのストーリー性、インパクト、これらを観客に伝えるためにはどういう曲構成が最適かを考える必要があるでしょう。
この辺りについては次回以降掘り下げていきます。それでは。