イベントの動画撮影、あなたはマナー守れてますか?
どうも、厳選☆ダンス動画(@Dance_Movies)です。
今回はダンスイベントの動画撮影におけるマナーのお話。
というのも先日、日本最大のダンス動画チャンネル「nekomon1」の
撮影クルーが8月18日開催のHook UP LOCKIN'でトラブルを起こしたそうなんです。
トラブルの経緯
イベントを主催するADHIPのTANABONさんのinstagramによると、ことの経緯は以下の通りです。
昨日のHook upを撮影に来ていた某youtubeダンスチャンネルのカメラマンが、勝手にステージ上に上がり、スタッフ書類を勝手に触っていたので厳重注意した。
前日のBATTLE LOCKIN'の時から予選サークルで審査員の真横に座りカメラを構えていたので、注意しようか悩んだが黙認していた。
Hook uoの予選サークル時も審査員の真横で撮影.....これも違和感を感じながらも黙認。
ステージ上に上がってきた時もMCや審査員に声をかけるのかもと黙認。
ただ勝手に書類を触りだしたのは完全にアウト。
トーナメント表を写真に撮りたかったらしいが、そんな理由は関係ない。
無論そのチャンネルを見て楽しんでいるダンスファンがいる事は百も承知。
でもそこには最低限のモラルが必要だと思います。
ダンスシーンが広がり、求めている物が多様化する中、それぞれの正義があるのはわかります。
ただ何度も言いますが最低限なモラルと人に迷惑をかけない配慮は必要です。
その事を再度考えて頂きたいです。
つまり要約するとnekomonチャンネルの撮影スタッフの1人(ヤマネコさん?)が、トーナメント表を撮影したいからと、イベント中に勝手にステージに上がり内部資料に手を触れたと。
ダンサーの反応は
有名ダンサーのYou-Geeさんはfacebook上で
ステージに上がるって発想が…
ダンサーにとって神聖な領域ですもんね。
ダンス経験者ではないんでしょうかね?
なんかとても残念な気分になります。
ダンスシーンの為に撮影してくれるなら歓迎なのですが…
とコメントしています。
また、ダンススタジオMysterの西さんは
あの一派ね。。。
うちのイベントではもう撮影させません
とコメント。
nekomonチャンネルと言えば投稿動画数の多さ(3万以上?)が特徴ですが、その分やはりイベントなどの現場では目立っていたようです。
nekomonチャンネル側の対応は・・・
ネコモンさんからはinstagram上で謝罪がありました。
イベント撮影の時は主催側と確認を取る事や、なるべく周りを気にして欲しいと伝えてはいたのですが、そういった点で至らなかった事、深くお詫び申し上げます。
TANABONさんはそれに対してこのようにコメント
また映像をyoutubeにあげる権利関係の話も少しさせて頂きました。
撮影可能であればyoutubeにあげるのは自由だとおっしゃった言葉に違和感を感じました。
謝罪頂いた事には感謝しますが、本当に残念な出来事でしたし、今後気をつけて頂ければ結構ですという軽い問題でもないと思います。
どうも現場でトラブルを起こした方はあまり誠意のある態度を取らなかった模様。
その後もいくつかコメントのやり取りがあった後、最終的には直接の話し合いでトラブルは収束しました。以下TANABONさんの後日投稿より抜粋。
先ほどネコモンさんとヤマネコさんとお会いし先日の撮影に関するトラブルの謝罪を誠意を込めてして頂きました。
そして、こちらの考え、現場での立ち振る舞いなど思っている事もしっかりお伝えしました。
そういった意見交換を色々させて頂き、ネコモンさん、ヤマネコさんがダンスを愛してチャンネル運営をされている事を理解できたのは本当に良かったです。
長時間JDD仕込み終わりまで待って筋を通しに来てくれた事、中々出来る事ではないと思います。
取り急ぎ今回の問題は終息した事をお伝えします。
節度とマナーをもって撮影に臨もう
一連のやりとりの中でnekomonさんも言っていましたが、ここ数年では動画がきっかけでオファーが来た、来場する人が増えた等、恩恵を受けるダンサーも居たそうです。
ダンス業界を盛り上げていきたいという想いはイベント主催側も撮影側も同じ。
それがちょっとした気遣いやマナーの欠如によって誰かに迷惑をかけたり嫌な思いをさせてしまってはもったいないですよね。
トラブルが続けば動画撮影自体禁止というイベントも増えてしまうかもしれません。
撮影の際はなるべく主催者に確認を取るようにするとか、進行の邪魔になるような場所に立ち入らないようにするなどのマナーが求められます。
そしてなにより、カメラばっかり構えていないで、イベント自体を楽しむ事も非常に大切です。
イベントはスタッフや出演者、お客さん、現場に居る全員で作り上げていくものですから。
ということで、以上、イベントの動画撮影におけるマナーのお話でした。
それでは。