ダンスなブログ

略して砂風呂。厳選☆ダンス動画(@Dance_Movies)の管理人がストリートダンス論について語ります。

略して砂風呂。ストリートダンス論やダンサーおすすめのアイテムを紹介します。

小道具の使い方が素晴らしいSHOWCASE 10選

どうも、厳選☆ダンス動画(@Dance_Movies)です。


9月に入ってすっかり涼しくなりましたね。

これから年末にかけては様々なイベントやコンテストが開かれます。
みなさんもSHOWCASEづくりなどで動き出す時期じゃないでしょうか?

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SHOWCASEをつくる上で何か真新しいことを取り入れようと思うなら、一番手っ取り早いのは小道具です。

小道具を使ったSHOWCASEってまだまだ少ないので、間違いなく注目を浴びることができます。

当然その道具を活かした構成にしないといけないので、振付けなどに制限が出てくるという心配もあると思います。
しかし、逆にその縛りこそが面白いコンセプトやストーリー性、斬新な発想などを生み出すことにも繋がります。

ということで、今回は小道具を上手く活用しているSHOWCASEを厳選しました。
是非参考にしてみて下さい。

手持ち系(傘、ステッキ、ムチ)

手持ち系の道具は世界最大のダンスコンテスト「Japan Dance Delight」でも使用できます。
小道具の中では一番手軽で振り付けが作りやすく、持ち運びも便利なのでオススメです。

傘を使ったSHOWCASE


こちらはJapan Dance Delight vol.21でのSpeed CrewによるLOCK SHOWCASE。
1分47秒頃から始まる曲を聞いて頂ければ分かる通り、テーマはミュージカル映画の超名作「雨に唄えば」です。

誰もがどこかで聞いたことがあるだろう曲「SINGIN' IN THE RAIN」のRemixと、小道具「」を上手く合わせることで素晴らしいコンセプトとストーリー性を打ち出しています。
傘は振り回したり投げたり開いたりと色々応用が利くので、発想次第ではかなり面白いものが作れます。
このSHOWCASEでは傘をパスし合ったり、上に乗ってスライドしたり、開いた傘で体を隠したりとフル活用していますね。

ステッキを使ったSHOWCASE

こちらはPoppingのオリジネーター「Electric Boogaloos」のSHOWCASEです。
まさにお手本のようなステッキの使い方じゃないですか?

ステッキは傘のように開いたりといった特殊なアクションはできませんが、とにかく存在感が渋くてかっこいい小道具です。
ステッキを持って登場するだけで何となく大御所感というか、すごく上手そうな印象を与えることができます(笑)

こちらはDIELECTRIC TRIBEのSHOWCASE。

序盤にステッキを(傘も)使っています。
ステッキが1本あるだけで世界観やストーリー性が見えてきます。
特に床にステッキを突き立ててバイブレーションが始まるところはヤバすぎて鳥肌立ちました(笑)

POPだけじゃなくてHIPHOPでも使えます。
こちらはWRECKING CREW ORCHESTRAのSHOWCASE。

クールでかっこいいですね。
ステッキを使う時は上にジャケットなどフォーマル寄りな衣装を合わせると、より一層見栄えが良いです。

ムチを使ったSHOWCASE

こちらはLOCKの大御所majestic5。
テーマは軍隊ものということで(?)ムチを使っています。
振り付け自体はムチに合わせたものではなく、割とオーソドックスです。
しかし、だからこそ要所要所に入れた遊びが輝いています。
普通のルーティーンの流れで床を叩いたり隣の人のケツを叩いたり・・・
ムチが無くても成り立つけど、あった方が絶対面白いっていう存在感が絶妙な小道具です(笑)

新聞紙を使ったSHOWCASE

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こちらはFULLAHEADの作品。
某大御所に天才と言わしめたSHOWCASEです。

新聞紙ひとつでよくこれだけのものが思いつくなぁといった感じです。
昔のアメリカ映画か何かを思い起こさせる世界観。

説明的要素があるわけじゃないのに、自分たちが表現したいストーリー性をダンスで具現化できているのがすごい。
1分20秒ごろからどんどん盛り上がっていって最後手に持った新聞紙を飛び越えるところは観てて脳汁ドバドバでした。

バットを使ったSHOWCASE

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梅棒の名作SHOWCASEです。
これは見たことある人多いんじゃないでしょうか。

まぁバットなんて野球テーマでしか使えないんですが(笑)
ただエンターテイメント性やストーリー性をSHOWCASEに取り入れるという点では非常に参考になるSHOWCASEです。

設置系の小道具(イスやベンチなど)

設置系の小道具は否が応でも目立つので観客の期待感を煽れます。
間違いなく「一体どんなSHOWCASEが始まるんだろう?」と思わせることができます。

ただし、手持ちの小道具よりは難易度が高いですし、練習の際も持ち運びが大変です。
また、Japan Dance Delightのようにルール上使えないコンテストも多いので気をつけて下さい。

イスを使ったSHOWCASE

こちらはBeat Buddy BoiのSHOWCASE。
テーマは「電車」ということでイスを使っています。
あと何気にステッキも使っていますね(笑)

イスに座った状態だと動きがかなり制限されてくるのですが、その辺りは座っている状態と立っている状態の比率を上手くコントロールして作ってる印象。
最後はおじいちゃんに席を譲るというオチで、ここでもイスが上手く活用されています。

イスといえば、SHOWCASEではありませんがPOP LOCK BOXでのPoppin PeteとIRON MIKEが化け物じみたムーブをカマしているのでそちらも参考にしてみてください。
15分30秒からです。

ベンチを使ったSHOWCASE

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こちらは大阪が生んだ最高のチームJAM。
僕が最も好きなSHOWCASEの1つです。
あまり細々説明するのも野暮なのでとにかく観て下さい。
まるで映画のワンシーンのような世界観に喰らいますよ。

台を使ったSHOWCASE

youtu.be

スタードラフト会議でも話題になったタイムマシーン。
テーマは手術ですね。
こちらはコンセプトや世界観が完成され過ぎていて逆にあまり参考にならないかもしれません。
多分観てもこれ以外のテーマは思いつかない気がする(笑)

テーマが思いつかなければ小道具を先に決めるのもアリ

SHOWCASE作る時ってって、基本的にテーマが先にあって、必要があれば小道具を決めるのが普通だと思います。
小道具はあくまで手段であって目的ではないというのが通常の考え方だからです。

しかし逆の発想で、使いたい小道具を決めてからテーマを決めるというのもアリなんじゃないでしょうか。

「ステッキを使ったSHOWCASEを見て、すごくかっこよかったから自分たちもステッキを使って何かしてみたい」

こんなアプローチの仕方があってもいいと思います。
大切なのは何か新しいことにチャレンジしてみたいという探究心です。

テーマやストーリー性を先に考えようとしても、結局何も思いつかずに頓挫することがよくあります。
それならいっそ使いたい小道具を決めてしまって、そこから逆算してテーマを作っていった方が、選択肢が絞られてアイデアも出やすいです

いつも似たようなSHOWCASEばかり作ってしまうというあなた。
そろそろ新たなエッセンスを取り入れて次の扉を開いてみませんか?

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