グルーヴ感って何だ?
こんにちは。厳選☆ダンス動画(@Dance_Movies)です。
今日の話題はグルーヴ感。
分かるようで分からないこの概念。
バトルのジャッジに「君はグルーヴ感が足りないね~」とか言われて、「はぇ~なるほど。で、結局の所どういう意味やねん!」って思ったことのある人、いませんか?
ぶっちゃけ、明確な定義はありません。
ただ、それでも一定の共通認識はあるんですよね。
グルーヴをめちゃくちゃ簡単に言い換えるなら「ノリ」という言葉が分かりやすいです。
じゃあその「ノリ」とは何なのか?
これはズバリ、「リズムとリズムの"点"を繋ぐ"線"のようなもの」です。
wikiによると、グルーヴ(groove)とは元々レコードの溝を指す言葉で、その波やうねりの感じがブラックミュージックの演奏を表現する言葉に転じたそうです。
大事なのはこの「波とうねり」。
リズムって聞いて真っ先に思い浮かべるのはワン・ツー・スリー・フォー...っていうカウントだと思うんですが、これを手拍子で叩いてみて下さい。
ただ無機質なだけですよね?
じゃあ体をスイングして、首を揺らしながら手を叩いてみると?
何だかすごいノってる感じがしますよね?
この体のスイング、ただ闇雲に動かしてるだけじゃないはず。
無意識のうちに高音や低音、メロディーを感じ取って自分が気持ち良いように揺らしていると思います。
この高音や低音、メロディーの変化こそが「波やうねり」です。
そしてそれを体で表現することでノリ、つまり「グルーヴ」が生まれるのです。
一定のリズムを点で取るだけならメトロノームで踊っていればいい。
音楽には点と点を結ぶ線がある。
ドラムやベースのリズムだけじゃなく、ボーカルやホーン、キーボードの音を感じ取って(フィーリング)表現することがグルーヴの正体なんですね~。
グルーヴ感を出すには音楽を聴き、感じること。
じゃあその力を鍛えるにはどうすれば良いの?って話はまたの機会に書きます。
それでは。